新入社員研修後に人事が考えるべき3つのポイント

新入社員研修が一段落し、ホッとされている人事・育成担当の皆様も多いのではないでしょうか。
しかし、研修が終わった今こそ、次の一手が重要です。新入社員が職場にスムーズに適応し、戦力へと成長していくために。企業として、研修後に取り組むべきポイントを3つにまとめました。

現場配属後の「フォローアップ体制」の構築

多くの企業で見落とされがちなのが、配属後のフォローアップ設計です。

  • メンター制度の運用状況は機能しているか
  • 定期的な1on1や面談の仕組みはあるか
  • 業務に関する相談窓口や心理的安全性は保たれているか

研修で得た知識やマインドを“実践”に移すには、現場での伴走が欠かせません。
学んだことを実践できる職場になっているのかを確認する必要があります。

「配属ガチャ」を防ぐためのマネジメント層への働きかけ

せっかく育成に力を入れても、配属先のマネジメントが整っていなければ離職リスクは一気に高まります。

  • 新人受け入れに対する意識づけはできているか
  • 上司・先輩社員に対するオンボーディング研修は実施済みか

特に現場のプレイヤーが急に育成者になるケースでは、丁寧な支援が必要です。
多くの場合が、現場プレイヤーが教育者になる方法を教えられることのないまま教育者になってしまいます。

「研修の振り返り」と「現場との接続」を可視化する

研修が終わったらそれで完結…ではなく、成果を振り返り、現場でどう活かされるかを人事と現場双方で確認することが重要です。

  • 受講者の行動変容を確認できる指標を設けているか
  • 現場での実践課題やOJTプログラムは用意されているか

可能であれば、3ヶ月後・6ヶ月後のフォローアップ研修やレポート提出など、「学びを振り返る場」を設けることも効果的です。

まとめ:研修後こそ、人事の真価が問われる

新入社員研修は「準備運動」に過ぎません。企業として本当に問われるのは、彼らが現場でどのように成長していくかを支援し続けられるかです。

SecondEffortでは、研修設計からフォローアップの体制づくり、マネジメント層への育成支援まで、一貫したサポートをご提供しています。

研修後のフェーズにお悩みのご担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。

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